大会は無事終了しました。

1年生部員たちにとっては、まだ空道というものがよくわからぬ状態での、運営スタッフとなり、戸惑うことばかりの1日であったと思います。
中学から高校に上がり、今までより生活範囲も広くなり、また接する人、関わる人も多くなってくる中で、今まで通用していたわがままが思うように通せなくなることを、少しずつ実感してくることでしょう。

高校は勉強はもちろんですが、社会への適応力を養う場でもあります。だからこそ、常日頃校長先生の言われる「挨拶・返事・少しの我慢」を身に付けていかなければなりません。
学校という場だけでなく、今日のような未経験の場で、考え・行動することは、そうしたことを身に付けられる大切な場となります。

今日それぞれが与えられた仕事は、退屈でしんどい役務であったと思います。しかし、君たちの補助があったからこそ、選手の人たちは試合に専念でき、大会自体もスムーズに運営できたのです。君たちが試合に出場するときは、他のどなたかが、今日君たちがしてくれたことをしてくれています。

自分一人ではなく、色々な人の助けや支えがあって、生きていけることだけは、決して忘れないで下さい。
それを本校の学校生活で、そして空道を通し学んで下さい。

空道の成績以上に、人として大きく成長してくれることを期待し、楽しみにしています。

本日は1日お疲れ様でした。
また、関係者の皆さま方ご指導のほど、ありがとうございました。