8月2日 「時間」

早いものでもう8月。1年の後半に入ってしまいました。
今日は恒例の「散髪デー」。 互いにバリカンで刈り合い、さっぱりしました!!
ただ、カットでかなりの時間を費やしてしまうため、この日ばかりは自主練がメイン・・・。
以前より定期的に自主練の時間は設けています。 日頃こちらから与えられるきついメニューばかりをこなしているので、
自主練は嬉しいメニューのようです。「 自主練 = 楽 」 という構図になっている節もありますが、
この自主練の取り組み方で 皆が日頃どういう 思い・気持ちで稽古に臨んでいるかがよく分かります。
日頃から常に課題・疑問を持ちながら稽古をしている者は、自主練の時間を非常に 大切に、
そして有効に使います。が、いつもただ与えられたメニューをこなすだけで精一杯の者は、
与えられたこの時間をどう利用し費やしたらいいかがわからず、
目的意識もなくただ漠然と時間が過ぎるのを待つだけ・・ です。

時間は、お金持ち・有名人・政治家・外国人・そうでない人々 全人類に与えられた唯一 「 平等 」 なものです。
それを、どう使うか・そう過ごすかによって、その後の人生に大きな「差」となって表れてきます。
「空道」 をやってる・やってない に関わらず、世の中、取り巻く環境に不平不満を述べ、
「できない」言い訳で自分を塗り固めてしまうのではなく、高い意識を持って何事にも前向きに、
そしてどん欲に取り組んでいきたいものですね。

2週間前よりオーストラリアに本校と姉妹校である学校にホームステイ留学に行っていた
空道部員2名が今晩帰ってきました。 来週からは久しぶりに全員そろった稽古の再開です。
2名には2週間分の稽古の遅れをしっかり取り戻し、頑張ってもらいたいです! お土産話も楽しみにしています!

8月5日 「合宿へ」

明日8/6(水)より3日間、恒例の夏期合宿へ行ってまいります。
毎年いろいろな思い出を持ち帰るこの合宿ですが、今年はどんな思い出ができるか楽しみです。
内容もさることながら、まずは全員がケガ・病気等なく無事に帰ってこられるよう、
気を抜かず頑張ってきます。
後日、合宿の彼らの姿をご覧下さい。

8月9日 「08夏合宿」

恒例の夏合宿。 今年は8/6(水)から2泊3日で行いました。 初日は、自分たちの道場での稽古。
午前・午後 のほぼいつもと変わらぬ内容です。 その後、バスに乗り込み蒲郡市内のボクシングジムへ。
ボクシングジムと言ってもボクシングをやるわけではなく、ボクサーたちの行うかなりハードな練習メニューを
体験させていただくといった状況です。先輩たちはすぐに近辺のロードワークからスタート。
2年・1年は縄跳びと下半身メニューでいきなりマックス!会長さんからも厳しく激しいお言葉をいただきながら、
緊張感がさらにアップ! その後プロボクサーが続々登場。 2時間ほどの練習メニューですが、
毎度のことながら非常に中身の濃い練習を させていただき、またジムの皆さんも非常に優しく親切丁寧に、
また厳しくご指導をいただき 心から感謝 です!
くたくたの状態で宿に到着。 しかし時間も遅いため荷物を置いて、すぐに夕食。
10時からのミーティングでその後消灯。 長い初日が終わりました。

2日目、6時から朝練スタート。 近くのきれいな海水浴場の海岸まで行きランニング & トレーニング。
朝から大量の汗をかきます。 朝食後すぐに準備をしてバスに乗り込み、西尾市総合体育館武道場 へ。
畳のセッティングがかなりの作業で、アップ完了。午前・午後の練習メニューをこなし宿へ戻るが、
バスを降り すぐにランニング開始。 坂道ダッシュで再び大汗・・。 これで2日目メニューは終了!
ところが、昼の練習で1年生が体調を崩し、病院へ。 とりあえず、翌日再診の指示を受け帰宿。再び、長い長い1日が終了。

最終日、2日目同様6時から朝練スタート。 ランニング後は、恒例の相撲大会。
決勝戦は昨年同様の顔合わせで2年の林君と3年の中村君。 両者譲らず状態でしたが、結果中村君の優勝!
ここで、合宿のメニューは終了。 あとは待望のプールへ。
しかし再診の生徒がいるため、その子を病院へ運搬。 谷口先生に付き添っていただくことに。
やはりプールはいくつになっても楽しいらしく、なんだかんだと言いながらも全員素晴らしい笑顔で時間を過ごしていました。
4時間弱を過ごし、その後帰校。
とりあえず、無事終了しました。 不調者1名と上記には記載しませんでしたが、帰宅後骨折が発覚した者1名。
2名のけが人を出してしまったこと、保護者の皆様及び周りで支えていただいた方々には深くお詫びを申し上げます。
今後はより一層の細心の注意を払いながら、稽古に励んでいきます。

また合宿をするにあたり、バスケ部の清水監督、昨年度まで副顧問をしていただいた吉田先生には
差し入れもしていただき、本当にありがとうございました。
特に吉田先生におかれましては、病人の運搬等のお手伝いをしていただき心から感謝をしております。
今回共に引率をしていただいた谷口先生におかれましては、初めての空道部の合宿であるにもかかわらず、
病人の運搬・ 引率で多大な負担をおかけしてしまい本当に申し訳ありませんでした。
各先生方、ボクシングジムの方々、ホテルの方々、また最終日のプールの職員の方々、
暖かく声をかけていただいたこと、目に見えぬお気遣いをして頂く など、皆様方の支えがあっての合宿でありました。
このことを常日頃から忘れることなく、これからも一同頑張ってまいります。
なお、合宿の様子は HPの 「アルバム」 のほうに写真を掲載してありますので、よろしければご覧下さい。

合宿

8月21日 「稽古再開」

8月11日から本日19日までの約1週間は「お盆休み」・・
この期間の後半を仕事で沖縄に行っていたため、長期間の休みとなってしまいました・・・。
年末に自分の学年が「修学旅行」に行く為、その打ち合わせで行ってきました。
ちょうど、沖縄代表の浦添商業高校が準決勝の試合をやっている時に重なってしまいましたが、
どこに行っても、町の人はテレビ・ラジオに釘付け状態といった感じで、本当に県民一丸で応援しているんだと実感しました。
自分たちが10年前に甲子園に行った時も、こんな風にしていただいてたんだろうか などと思いながらも、
こんなに周りの人から応援されていることを羨ましく感じたひとときでした。
自分たちの部活もそんな風になれるといいなあ と・・・。
暑さはこちらとほとんど変わりませんでしたが、やはり日差しは強く「坊主」にはやさしくない天候でした。
さて、明日から再び稽古を再開します。夏休みも残りわずかではありますが、「空道」にどっぷりつかって もらいます。
また部活内での行事も多いため慌ただしくなりそうですが、一同皆気を引き締め頑張ります。
その内容も追って報告をしていきます。

稽古再開

8月22日 「突然の別れ・・・」

本日、1年部員が1名退部しました。
元々当人は中国籍で家庭の事情で今春日本に来ました。日本語もしっかり勉強してきたらしく、
非常に流暢で言われなければまず気付かないレベルでした。 当人は入学当初より自分が中国籍と言うことを
周りには知られたくないので言わないでほしいと言っていたため、それを知らない者の方が多かったと思います。
格闘技が好きで以前にも少しかじっていたようですが、今まで一度も長続きしたことがないので
是非「空道」を 学び身につけたいと入部してきました。運動センスはあまり良くありませんが、
体格はよくパワーもあり、1年生の中では誰よりも声を出し本当に真面目 に、一生懸命稽古に取り組んでくれた生徒です。
今朝いきなり連絡が入り、明日21日には中国に帰国をしなければならなくなったため、部活ができなくなりました と・・。
学校の手続きの方が大切なんですが、それよりもまず部活をやめなければいけないことが本人も 一番悔いが残るらしく、
真っ先に私に連絡をしてきました。
今日は皆にお別れとお礼を言いたいと道場に顔を出しました。道着はすでに荷造りしてしまったので
持っては来ませんでしたが、けが人グループと共に一生懸命道場の周りの掃除をしてくれました。
その時点では周りの生徒は、理由を一切知らず普通に仲良く掃除をしてくれていたのが非常に印象的です。
稽古前のランニングが終わったあと、部員を集め事情を説明しました。皆も突然のことに驚くことさえ
忘れてしまうほどの状況でしたが、最後に一緒に写真を撮り握手をし、そして別れました。 あっという間でした。
9月からは中国での高校生活が始まるそうです。本人はこの「空道」との出会いが本当に印象深かったらしく
両親に日本に戻って来れないかと早々に聞いたそうです。中国での高校生活が終了したら、自分で留学という
形でなら日本に行きなさいと言われたらしく、本人は「3年後必ず私の元へ戻ってきたいから待っていてください」
と言ってくれました。・・・涙が出るほど嬉しい言葉でした。
それが現実となるかどうかはわかりません。しかし、そういう「思い」でいてくれていたことが
何よりも彼の恩返しだったのだと思います。
彼が再びこの地を訪れた時、皆で胸を張って笑顔で「お帰り」と迎えられるよう、
もっともっと頑張っていきたいと思います。
悲しく、寂しく、また大きな目標ができた一日でした。

8月25日 「貴重な体験」

少年部合宿が終わりました。神山先生またその御家族の皆様、浜松 小寺支部長はじめ関係者の皆様
そして引率の保護者の方々、参加部員を代表しこの機会を与えていただいたこと、お世話になったこと心より感謝をいたします。
今回本校より3名の部員が参加をさせていただきました。日頃の学校生活では経験のできない時間。
自分たちも未成年であり、まだまだ多方面においてお世話していただく側、受け身の生活が主である彼らが、
自分たちよりもずっと歳の差のある子供たちの合宿生活の補助をさせていただいたことは、
何にも代え難い大きな経験であります。日頃はまだまだ各家庭においてもわがままを言いそれが通る生活をしている彼らが、
ある意味それ以上に わがままで他人の力を借りなければ生きていけない子供たちと接することにより、
親の存在の有り難さ、一人では生きていけないことの現実、集団生活をすることにより自分のわがままが
通用しないこと を実感することができたはずです。
このような場を与えていただけたことは、彼らの今後の人生に大きな糧となり実となり花となってくれるでしょう。
またこの貴重な経験を周りの人間にも伝いかなければならぬことも強く実感してくれたと思います。
この「空道」というものをあったからこそ経験をさせていただけたこと、心より感謝をいたします。 ありがとうございました。
夏休み最後の週となってしまいましたが、明後日は本校の「中学生体験入学」が実施され、そのアトラクションとして、
我が空道部が『演武』をする機会をいただきました。初めてのことでありますので、
どこまでのことができるかはわかりませんが、一生懸命取り組むつもりでおります。またその報告はさせていただきます。

8月27日 「中学生体験入学」

本日、学校行事である「中学生体験入学」がありました。 今年度は我が「空道部」がアトラクションとして演武を任されました。
ほぼぶっつけ本番状態ではありましたが、無事完了!皆、よく頑張ってくれました!
演武終了後は、学校説明を行いその後は希望する授業・部活動への参加でありましたが、
「空道部」には5名の体験生徒が来ました。後半には飛び入りで2名の参加もありました。
ほぼ例年に近い状態ではありましたが、一人でも多くの新入生が入ってきてくれることを願いたいものです。
長い夏休みも、振り返れば早いものでもう終了しようとしています。来週からは2学期のスタート。
この2学期は「空道部」の始まって依頼の大行事もあり、今まで以上に慌ただしい数ヶ月になると思い ます。
その2学期を迎える前に部員たちは毎日一生懸命稽古に励んでくれましたので、皆でレクリエーション として
『 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 』へ遊びに行ってきます。
また一つ「空道」とは違う思い出づくりをしてきます!

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8月30日 「空道部 in USJ」

ユニバーサル・スタジオ に行ってきました。
出発当初は、災害になるほどの豪雨。もしかすると、現地でも大雨の中動き回らなければならないのか・・と思いつつ、
出発をしました。生徒たちには、ユニバーサル・スタジオは雨が降っても降らなくても、
濡れるアトラクションばかりだから気にするなと、言い訳じみたことを言い聞かせての不安なスタートでした。
ところが、現地は朝から晴天。日頃の行いが良いのか、持って行った雨具などは全く必要のない状態。
その後は少しずつ雲も広がり、若干の雨も降りましたが、行動に差し支えるような状態には全くなりませんでした。
皆、日頃の生活では見られない笑顔で一日を過ごしてくれました! 今回、レクリエーションの設定はしたものの
「場」が遠方のため、時間的・金銭的等の面での不安があったのは事実です。が、皆の笑顔に救われ、
今回の催しを設定したこと 本当に良かったです。
しかし、これは保護者の皆様の協力があってのこと。ご家庭の中での貴重なお時間をいただき、
また金銭的な面でご負担を了承していただけたからこそ、生徒たちも気持ちよく参加ができました。
何よりも、全員ケガもなく無事に帰宅できたこと、本当に良かった・・。
来週から新学期。気分転換もできました。皆、月末の試合にも参加をするため、気持ちを一新ししっかりと頑張ります!!

空道部 in USJ